夏といえば海水浴にお出かけされる方も多いと思うのですが、テントについて迷った経験はございませんでしょうか。
そもそもテントは必要なのか?
テントを使用することでどのような効果が得られるのか?
テントとパラソルならどちらが良いのか?
色々な疑問が湧いてきますね。
今回は、そんな海水浴におけるテントの様々な疑問を1つ1つ解説していきたいと思います。
そもそも海水浴にテントは必要なのか?
海水浴のイメージとして、砂浜にテントを建てて海に入らない時間はテント内でくつろいだり、日陰で涼んだりといったものがあるかと思いますが、そもそも海水浴にテントは必要なのでしょうか?
メリットとデメリット、それぞれの側面から見ていきましょう。
メリット
まずはメリットからです。
①1度テントを張ると、安定した日陰場所の確保ができる。
テント無しで安定した日陰場所を確保することはかなり難しいです。
後の章で詳しく説明しますが、傘のような形であるパラソルで日陰を作ると時間帯によって日陰が移動してしまうので、日陰に合わせて自分も移動しなくてはならないという状況に陥ってしまいます。
そういった部分で、1度張ってしまえば太陽の動きを気にせずに日陰の拠点になるのは、テントの大きなメリットだと言えます。
②良い目印になる
人気のある海水浴場だととても人が多く、海に入った後休憩しようと浜に戻っても自分達の決めていた場所が分からなくなる事があるかと思います。テントを張っておくと離れた場所からでも、自分たちの拠点が一目で分かりますし、休憩したいと思った時に真っすぐ拠点に帰ることができるというのもメリットの1つですね。
デメリット
続いてはデメリットの部分を見ていきましょう。
①設営に手間がかかる
テントの設営にはある程度の慣れや時間が必要になります。近年は簡単に張ることができるテントも増えてきてはいますが、普段あまりアウトドアなどを行わない人だと少し手間取ってしまうかもしれません。
②風に気を付けなければならない
テントを張った後も風には注意しなければなりません。地面への固定をしっかり行わないと風でテントが飛ばされてしまい事故に繋がってしまう恐れがあります。ペグ(地中に打ち込んでテントを固定する器具)がきちんと打ち込めているか、もし固定力が足りない場合は、重りなどを使いテントが風で飛ばされないように注意しましょう。
メリット、デメリットを踏まえたうえで
さて、海水浴でテントを使用するメリットとデメリットについて見てきましたが、それらを踏まえたうえで、テントは必要だと私は考えます。
設営の手間や風対策などのデメリットはありますが、海水浴を楽しむにあたっていつでも日陰で休憩を取れる拠点があることは、非常に大きな利点です。
せっかくの海水浴、適度の休める場を作って海を最大限に楽しむためにぜひテントを設置してみてはいかがでしょうか!
続いては、実際にテントがどのくらい日差しや暑さを和らげてくれるのかを見ていきましょう
テントでどれくらいの暑さ対策ができる?
前章でテントの必要性についてお話しましたがここではテントの実用性、テントを設置することでどれくらいの効果が得られるのかを解説します!
まずは紫外線のカットについてです。
テントを使用することで、99%以上の紫外線をカットすることができます。日焼けを防ぐことができるので、海で遊びたいがあまり肌を焼きたくないという方にはとても効果的ですね。
続いては暑さについてです。
近年はビーチテントという名で各メーカーから様々な商品が展開されていますが、高い通気性を実現している商品も多いです。
メッシュ窓を採用しているものや天井部分に換気用の窓であるベンチレーターを施しているものもあり、太陽光を遮って涼しく過ごせるようになっています。
テントを設置することで紫外線をカットしつつ、風通しが良く涼しく過ごせる空間が手に入れられるという事ですね!
テントの選び方
ここではテントの種類について、見ていきましょう!
海水浴で使用するテントの種類としては、その設営方法から3つの種類に分けることができます。
組み立て式テント
まずは組み立て式テントになります。こちらは、いわゆるキャンプなどで使用するような形のもので、テントと聞くとこの形を想像する方も多いのではないかと思います。
組み立てや撤去に少し手間がかかりますが、骨組みなどがしっかりしておりかなり頑丈なテントを設営することができます。
ポップアップ式テント
2つ目はポップアップ式のテントになります。ポップアップ式とは、収納ケースから取り出した後、そのまま広げるだけで簡単に設営することが出来るテントになります。こちらのタイプには、軽いものが多く持ち運びにも優れています。
設営が簡単に出来て人気の種類にはなるのですが、畳み方には少し慣れが必要になります。
ワンタッチ式テント
最後はワンタッチ式テントになります。こちらは傘を開くような感覚で、設営や撤去ができるものとなります。簡単にセッティングできる事に加えて、骨組みもしっかりしているので安定感もあります。
また収納時には折りたたんだ状態になるので、車などにもコンパクトに収納することができます。
重量があるので、ポップアップ式と比べると持ち運びが大変な部分はありますが、手軽に丈夫なテントを設営することができます。
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テントの砂対策について
海水浴で実際にテントを使用した際に、「砂」に悩まされた事があるという方も多いのではないでしょうか。
海辺の風によって砂がテント内に入ってきてしまうと快適に過ごすことが出来ませんね。
ここでは、簡単に出来る砂対策についてご紹介いたします。
①砂対策用の特殊なシートを使用する
スナテックスという特殊なシートを使用することで、砂の悩みを取り除くことができます。こちらのシートは二重構造になっていて、表面の砂が下に抜けていくように作られています。
このシートをテント内に敷いておく事で、もし砂が入り込んできてもシート表面に砂が残らないので、快適に過ごすことができます。
②テントの前にマットを敷いておく
テントの入り口部分にマットを敷く事も砂対策として有効な手段です。足裏に付着した砂をテント内に持ち込ませないという事ですね。
マットの種類としては、サーフグラスマットと呼ばれるような人工芝のマットを使用すると砂をよく落としてくれます。
これらの2つの対策方法で、
テントの中の砂を留まらせない+テントの外からの砂を持ち込ませない
という完璧な砂対策を実施することができます。
ぜひ快適なテント拠点を作るうえでのご参考してください!
テントとパラソルはどちらが良いのか
さて、今まではテントについてお話をしてきましたが、テントと同じく日陰を作ったり、拠点を作るものとしてパラソルがあります。
テントとパラソルならどちらが良いのかという視点で解説していきたいと思います!
テントのメリットやデメリットは最初の章で挙げたので、ここではテントと比較した時のパラソルのメリットとデメリットについて、見ていきましょう。
座間味島 18
一瞬しか立ち寄れなかったけど、朝ライドした日に訪れた古座間味ビーチ。阿真のビーチとはまた違ったパラソル⛱️が立ち並ぶバカンス感漂うビーチ。午後~夕方になるとここも一面コーラルブルーに包まれそう#ぶらんか沖縄旅 #省みる夏 #座間味島 pic.twitter.com/ULgPFj1ZAG
— ぶらんか (@brangkat) October 14, 2023
パラソルのメリット
①簡単に設置することができる。
まずはなんと言っても設置の気軽さです。砂浜にポールを突き立てて、安定する深さまで達したら、後は砂を固めてパラソルを取り付けるだけになります。
②夏の雰囲気が味わえる
ビーチでパラソルを使用すると、「これこそ夏!」といったような雰囲気を味わうことができます!テントはキャンプで使用するイメージも強いため、この夏感というのはパラソルに軍配が上がりそうです。
パラソルのデメリット
①日陰を見て移動しなければならない
これが1番の大きなデメリットかと思います。1番初めの章で少し触れたのですが、パラソルはテントと違って、太陽の位置によって影のできる部分が変わっていくので、時間が経つと日陰になる場所を求めて移動しなければならなくなります。
②長さに注意
パラソルは構造上、どうしてもポール部分が長くなってしまうので、持ち運びには少し不便を感じる場面があるかもしれません。
③きちんと穴を掘っていないと倒れる恐れがある
こちらに関しては、しっかりと固定しないと風で飛ばされるテントも同様なのでそこまで大きなデメリットでは無いのですが、事故を未然に防ぐという事で注意はしておきましょう。
テントとパラソルどっちが良い?
パラソルのメリットとデメリットについてご紹介しましたが、結局はテントとパラソルどちらが良いのでしょうか。
それぞれに良い点はありますが、私としてはテントをオススメします!
理由としては日陰に合わせて移動しなくて良い点や、近年はワンタッチ式などの手軽に設置・撤去できる商品も多くなっているので、テントの方が良いかなと思います。
ただ、機能面と言うよりも夏らしい雰囲気を重視したいという方はパラソルを使用するのもアリかなと思います。夏らしい思い出作りに一役買ってくれること間違いなしです!
まとめ
まとめです!
今回は、海水浴におけるテントの必要性やその種類、砂対策からパラソルとの違いについてご説明させていただきました。
海水浴を楽しむうえで日差しを遮ったり、拠点としての役割を持つテントはとても重要なものだと言えますね。
またテントの種類に関しては、組み立て式・ポップアップ式・ワンタッチ式の3つが主流となっていましたが、それぞれの特徴を見比べてみて自分に合ったテント選びの参考にしてみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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