そうめんの残りはどうする? 余った麺でできるアレンジ料理

皆さんはそうめんはお好きでしょうか?

夏の食卓の味方であるそうめんですが、中途半端な量が余ってしまったという様な経験はございませんでしょうか。

今回はそんな余ってしまったそうめんをフル活用して作れるアレンジメニューについて、ご紹介します!

おかずの1品になるものから、余ったそうめんを使用したお菓子まで様々なアレンジ料理をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

1束余ってしまった際にオススメのアレンジ料理

まずは1束(50g)余ってしまった際のアレンジ料理です。

そうめんの大人の1人前が2束~3束ほどなので、1人前の半分くらいが余ってしまった時にオススメのアレンジになります。

そうめんコロッケ

まずはそうめんコロッケです!

そうめんの衣をまとったコロッケのアレンジ料理になっていて、今回はそうめん衣のかぼちゃコロッケのレシピをご紹介させていただきます。

そうめんのサクサクとした衣の食感が、普段のコロッケとまた一味違った新鮮な味が楽しめます。

材料(2人分)

・そうめん1束 ・かぼちゃ1/4個 ・玉ねぎ1/2個 ・豚ひき肉100g ・薄力粉大さじ2杯

・卵1個 ・有塩バター10g  ・サラダ油適量

〇調味料

・牛乳大さじ3杯 ・粉チーズ大さじ1杯 ・コンソメ小さじ1/2杯 ・塩コショウ適量

以上になります。

作り方

①そうめんを細かく砕きます。

②かぼちゃを一口サイズに切ってから、耐久容器に入れてラップをしたら、レンジで600Wの5分設定で加熱します。

③玉ねぎをみじん切りにして、フライパンにバターを入れたら、切った玉ねぎをしんなりするまで炒めます。

④玉ねぎがしんなりしてきたら、豚ひき肉を加えて色が変わるまで炒めていきます。

⑤先ほど温めたかぼちゃに、炒めた玉ねぎとひき肉、調味料の牛乳、粉チーズ、コンソメ、塩コショウを入れて混ぜ合わせます。

⑥食べやすい大きさに丸めて、薄力粉をまぶして溶き卵にくぐらせたら、砕いたそうめんを全体につけていきましょう。

⑦サラダ油が170℃になるまで熱して、⑥で作ったたねを焼き色がつくまで揚げていきます。こんがりと揚がったら器に盛りつけて、お好みでソースなどをかけて完成になります。

そうめんシュウマイ

続いてのメニューはそうめんシュウマイです!

なんとそうめんでシュウマイを作ることも可能です。

しんなりとしたそうめんがシュウマイの皮の役割を果たしてくれて、余ったそうめんをフル活用して作ることができます。

材料(2人分)

・そうめん 1束 ・豚ひき肉 200g ・玉ねぎ 1/2個

〇調味料

・しょうゆ 大さじ1杯 ・酒 大さじ1杯    ・鶏がらスープの素 小さじ1/3杯

・おろししょうが 小さじ1/2杯 ・片栗粉 大さじ1杯 以上になります。

作り方

①玉ねぎをみじん切りにします。

②ポリ袋にそうめんを入れて、手で揉みながら細かく砕きます。

③ボウルに玉ねぎ、豚挽き肉、調味料のしょうゆ、酒、鶏がらスープの素、おろししょうが、片栗粉を入れて混ぜます。粘りが出たら食べやすき大きさに分割し丸く整えて、砕いたそうめんをまぶします。

④耐熱皿にクッキングシートを敷いて、③でつくった肉だねを並べます。フライパンに耐熱皿ごと入れて、フライパンの底から2cmほど水を注ぎます。

⑤蓋をして中火で加熱し蒸気が上がったら、肉にしっかりと火が通るまで弱火で7~8分蒸して完成になります。

2束余ってしまった際にオススメのアレンジ料理

ここからは、そうめんを2束使ったアレンジ料理になります!

1束を使用した料理よりボリューム感のある料理が特徴的になっているので、余ったそうめんで満足感のあるものを食べたいという時にオススメのアレンジになります。

そうめんひとくちチヂミ

1つ目のメニューはそうめんひとくちチヂミになります!

チヂミとは、小麦粉を溶いた生地に海鮮やニラなどを混ぜ込んで焼いた韓国の料理になります。日本でいうとお好み焼きがイメージに近いと思われます。

ただお好み焼きはキャベツを多く使用してふっくらと仕上げるのに対して、チヂミは油を多く使用して薄くカリッとした食感に焼き上げます。

そんなチヂミですが、なんとそうめんを活用して作ることができます。

材料2人分

・そうめん2束 ・ニラ1/3袋 ・コーン大さじ2杯 ・卵1個 ・コンソメ小さじ1杯

・塩コショウ適量 ・ごま油大さじ1/2杯 ・ピザ用チーズ適量

〇ソース

・ケチャップ大さじ2杯 ・マヨネーズ大さじ1杯 ・パセリ適量

以上になります。

作り方

①ニラを3cmほどの幅に切っていきます。

②そうめんを表記通りに茹でて水気を切ったら、食べやすい長さに切ります。

③ボウルに卵を入れて混ぜたら、そうめん、コーン、ニラ、塩コショウ、コンソメを加えてさらに混ぜます。

④フライパンにごま油を敷いて、③で作ったたねを食べやすい大きさに分割して、ピザ用チーズをのせて中火で焼いていきます。こんがりと焼き色がついたらひっくり返し、また焼き色がつくまで焼いてチヂミの完成になります。

⑤ボウルにケチャップとマヨネーズを入れて混ぜ、パセリを加えたらソースの完成です。

そうめんピザ

2つ目のメニューはそうめんピザです!

そうめんとピザという何とも想像しがたい組み合わせではありますが、これまでにない食感のピザを味わうことができ、おすすめのアレンジとなっています。

材料2人分

・そうめん2束 ・ミニトマト4個 ・ピーマン1個 ・ハム4枚 ・粉チーズ20g

・ピザ用チーズ20g ・オリーブオイル大さじ1/2杯 ・黒コショウ適量

〇ソース

・ケチャップ小さじ2杯 ・マヨネーズ小さじ2杯 ・おろしにんにく小さじ1/2杯

・レモン汁小さじ1/2杯 以上になります

作り方

①そうめんを表記通りに茹で水気をきります。その後、ボウルにそうめんと粉チーズを入れて混ぜ合わせます。

②ミニトマトを横半分に切り、ピーマンを輪切りに、ハムを食べやすい大きさに切ります。

③別の容器に、ケチャップ、マヨネーズ、おろしにんにく、レモン汁を混ぜ合わせてソースを作ります。

④フライパンにオリーブオイルを敷いて熱したら、そうめんを入れて平らになるようにならします。中火で焼いて、焼き色がついたら裏返しましょう。

⑤全体にソースを塗って、ミニトマト、ピーマン、ハムをのせてピザ用チーズをのせて蓋をしたら、チーズが溶けるまで中火で焼きましょう。焼きあがったら、器に盛りつけて黒コショウをお好みでかけて完成になります。

余りのそうめんで作るお菓子

ここでは余ったそうめんで作れるお菓子について、ご紹介します。

そうめんでお菓子?と不思議に思われる方もいるかもしれませんが、実はそうめんはお菓子つくりにも大いに活用できますので、いくつかレシピをご紹介しますね。

そうめんチップス

1つ目のそうめんで作るお菓子はそうめんチップスです。

チップスというとポテトチップスが頭に浮かぶ方が多いかと思いますが、そのそうめん版になります。

カリカリとした食感がやみつきになるので、ぜひお試しください!

材料

・そうめん お好みの量 ・コンソメ お好みの量 ・小麦粉 お好みの量

・油 適量 ・塩 少々 以上になります。

作り方

①お好みの量のそうめんを表記通り茹でて、水気を切った後キッチンペーパーなどで更に水分を吸収させます。

②コンソメをふりかけて、全体的に揉みこんでいきます。

③小麦粉を軽く振って、全体的にまぶします。

④180~190℃の油でさっと揚げます。

⑤そうめんは細く焦げやすいのでよく頃合いを見て油から引き上げたら、お好みで塩をふりかけて完成になります。

そうめんゼリー

続いてのメニューはそうめんゼリーです。

こちらもかなり意外な組み合わせに思われるかもしれませんが、冷たくて見た目も涼しいスイーツなので夏の暑い日にピッタリのメニューになっています。

材料(150ccカップ6個分)

・そうめん1束 ・オクラ2本 ・ミニトマト6個

〇寒天液

・めんつゆ50cc ・水350cc ・粉寒天3g 以上になります

作り方

①オクラに塩をふり、まな板にこすり付けて水で洗ったら、へたを切り落として5mmの輪切りにする。ミニトマトはへたを取ったら半分に切りましょう。

②耐熱容器にオクラを入れてラップをし600Wで1分加熱したら、水にさらしてから水気を切りましょう。

③そうめんを表記通りに茹でて、水にさらして水気を切ります。

④鍋にめんつゆ、水、粉寒天を入れて、中火で熱して、煮立ってきたら弱火にして2分ほどそのまま煮立たせましょう。

⑤カップにそうめんを分量1/6ずつ入れていきます。その後、そうめんがかぶるまで寒天液を注いだら、冷蔵庫で冷やして固めましょう。

⑥固まったら、オクラとミニトマトを1/6ずつのせて、また具材がかぶるまで寒天液を注いで固まるまで冷蔵庫で冷やして完成になります。

まとめ

今回は【そうめんの残りはどうする? 余った麺でできるアレンジ料理】ということで、余ったそうめんを活用して作ることのできるレシピを中心にご紹介いたしました。

1束の少量でできるものから、そうめんを使ったお菓子やゼリーなど幅広いレシピを解説したので、余ったそうめんを無駄なく使いきることができると思います。

ぜひそうめんが余ってしまった場合は今回のメニューをお試しください!

最後までご覧いただきありがとうございました。

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