秋の味覚でおいしい野菜を堪能しよう!栄養や効能もご紹介

秋といえば『食欲の秋』ですね♪

秋は旬を迎えるお野菜がたくさん収穫される時期でもあります。

今回はそんな秋の新鮮なお野菜をひとつずつ詳しく解説していきます。

おいしいうえに栄養抜群の野菜の効能や成分、おすすめ保存方法もご紹介するので、ぜひご覧ください♪

 

秋に旬を迎える野菜

・根菜類…にんじん、大根、かぶ、ごぼう、さといも、れんこん、南瓜
・きのこ類…しいたけ、松茸、しめじ、エノキ
・葉物類…チンゲン菜、ルッコラ、葉とうがらし、ほうれん草、しゅんぎく
・その他…カリフラワー、トマト、茄子、豆腐

秋野菜の栄養と効能

さといもの栄養と効能
栄養

・葉酸
・ビタミンB5
・カリウム
・リン
・食物繊維

【生の里芋可食部100gあたり】

エネルギー(カロリー)…53kcal
水分…84.1g
たんぱく質…1.5g
炭水化物…13.1g
脂質…0.1g
食物繊維…2.3g

効能

・免疫力向上
・動脈硬化など生活習慣病を予防
・妊婦と胎児の健康を維持する
・食物繊維が豊富でダイエットに効果的
・でんぷん(炭水化物)を多く含むが、芋類の中では最もカロリーが低い

ごぼうの栄養と効能
栄養

・食物繊維
・イヌリン
・リグニン
・クロロゲン酸
・マグネシウム

【生のごぼう可食部100gあたり】
・エネルギー(カロリー )…65kcal
・炭水化物…15.4g
・タンパク質…1.8g
・糖質…9.7g
・食物繊維(水溶性)…2.3g
・食物繊維(不溶性) …3.4g
・脂質 …0.1g
効能

・整腸作用・便秘改善効果
・体内水分を調整し、むくみ改善や解毒(デトックス)効果
・リラックス効果やストレス軽減効果

松茸の栄養と効能
栄養

・マツタケオール
・メチルシンナメート
・グアニル酸
・β-グルカン
・食物繊維
・ビタミンD
・セレン
・ナイアシン

【生の松茸可食部100gあたり】

・エネルギー(カロリー)…32kcal
・炭水化物…3.2g
・糖質…1.37g
・たんぱく質…0.78g
・脂質…0.23g

効能

・香り成分による食欲増進効果
・便秘解消
・塩分量を調節する作用
・貧血を予防する
・骨を丈夫にする

しゅんぎくの栄養と効能
栄養

・カリウム
・カルシウム
・鉄
・ビタミンA
・ビタミンC

【生のしゅんぎく可食部100gあたり】

・エネルギー(カロリー)… 20Kcal
・炭水化物 …3.9g
・糖質 …1.3 g
・食物繊維 …3.2 g
・たんぱく質 …2.3 g
・脂質 …0.3 g
・食塩相当量 …0.2 mg

効能

・生活習慣病予防
・カルシウムの沈着
・美肌作り
・むくみ解消
・骨粗しょう症予防

ナスの栄養と効能
栄養

・ビタミンK
・カリウム
・葉酸
・食物繊維
・モリブデン

【生のしゅんぎく可食部100gあたり】

・エネルギー(カロリー)…18kcal
・炭水化物…4.59g
・糖質…2.61g
・たんぱく質…0.99g
・脂質…0.09g

効能

・動脈硬化の予防
・心筋梗塞・脳梗塞の予防
・血圧を下げる
・中性脂肪を減らす
・血糖値の上昇をおさえる

秋野菜を美味しく保存する方法

さといもの保存方法
里芋保存の基本

・適温は10〜25℃。暑すぎず寒すぎない環境が理想。
・直射日光はNG。
・湿気&乾燥に注意

おすすめ保存方法

①ビニール袋に入っているものは出し、1個ずつキッチンペーパーで包む
②紙袋に入れて封をする

保存期間は1か月くらいです。

 

ごぼうの保存方法
ごぼう保存の基本
・土付きまるごとごぼうは「常温保存」
・洗いごぼうやカットごぼうは「野菜室で冷蔵保存」
【おすすめ保存方法】
ごぼうなどの根菜は、土の中で保存することもできます。
しかも土の中で保存した場合保存期間は2か月ほどで、冷暗所で常温保存するよりも長期保存が可能になります。
庭やプランターなどがある場合は、軽く土を掘り返してから裸のまま埋めるようにしましょう。ポイントはできる限り日陰の場所を選ぶことがおすすめです。
松茸の保存方法
松茸保存の基本
・流水で洗わない
・下処理を済ませる
根元の硬い部分(石づき)を削る
汚れを落とす
水分を拭き取る
おすすめ保存方法

①新聞紙かキッチンペーパーに包む
②保存袋に入れてできるだけ空気を抜く
③冷凍庫で保存する

新聞紙かキッチンペーパーに包むときは1本ずつ包んでください。または、調理の用途別に合わせてカットして冷凍しておくと解凍後の調理が楽になります。ただし空気に触れる面積が多くなるので、カットした冷凍松茸は早めに使い切ってください。

冷凍の保存期間は1ヶ月です。
冷凍だと香りを失わなず賞味期限も長いので、冷凍保存がおすすめです。

しゅんぎくの保存方法
しゅんぎく保存の基本
・乾燥を防ぐ
・立てて保存する
おすすめ保存方法
①水で洗う
②キッチンペーパーで水気を拭く
③冷凍用保存袋に入れて冷凍庫に入れる
冷凍の保存期間は1か月です。
ナスの保存方法
ナス保存の基本
・緩慢冷凍や冷凍ヤケによる品質の劣化を防ぐ
・乾燥を防ぐ
おすすめ保存方法
①へたを取って食べやすい大きさに切る(乱切り・輪切りなど)
②水をたっぷり入れたボウルの中で10分ほどアク抜きをする
③キッチンペーパーでしっかり水気を拭き取る
④チャック付きの保存袋に重ならないよう注意して並べる
※一回分ずつを小分けにして保存袋に入れるのもおすすめ
⑤アルミトレイなどの上に置いて冷凍庫へ入れる
冷凍の保存期間は1か月です。

まとめ

さて、秋の味覚でおいしい野菜を堪能しよう!栄養や効能もご紹介はいかがだったでしょうか。

秋の野菜ひとつひとつにはさまざまな栄養や効能があります。健康な体作りのために旬なお野菜を食べて冬の準備をしましょう。

お野菜の一か月長期保存方法も活用して、新鮮なお野菜を楽しんでください。

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